あらすじ

竹林の石畳の小径。 その存在に気付いた者だけが足を踏み入れることができる。 小径を抜けた先には、ひっそりと佇む一軒のやや古びた建物がある。 扉を開けて中に入ると、所狭しと本が並び、 その奥には、この店の女店主が物憂げな微笑みを浮かべながら、 丸ぶち眼鏡越しに手元の本に視線を落としている。 貸本屋「玉心堂」、ここにある本は、 ただの本ではなく、不思議な力が隠されているという噂がある。 訪れる者は、時折その本に導かれ、自らの扉を開くことになる。 女店主は、その秘密を知る数少ない人物であり、 訪れる者に、たおやかに微笑みかけ、静かに語りかける。

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エブリスタ
エブリスタ2024/10/13
  • 現在の作品貸本屋「玉心堂」奇譚