あらすじ
この世の果てにあるという「常若の国」。
そこには、永遠のときを生きる妖精たちが住んでいた。
人の世界の時間で20年に一度、その国の空をめぐる双子の月が重なるときがやってくる。
祭りのときが、やってくる。
その特別な日には、妖精王フィンの朋友が会いに来る。
彼の名は、グレン。精霊の王である。
永久の昔から、彼らはともに過ごしてきた。
フィンにとってはグレンが、グレンにとってはフィンが、この世界での縁であり、道しるべであった。
そんなとき、グレンが一人の少女を連れて来た。
その少女は、不思議なことに、グレンの魂を持っていた…。
*表紙写真「GIRLY DROP」引用。(加工済み)