あらすじ
【第一章】
肢体の一部が竜化する異形者《アウトヘイジ》が共存する近未来。
各国が国力を投入した戦いは、急激に増加した異形者の暴走により一時的に休戦となる。
ダステレミア王国に平和が訪れようとしていた。
ジェフリは16歳になり児童養護施設から卒業し仕事を求めて首都ミュリスにやってくる。
首都は混乱のさなか人狼や吸血鬼が跋扈する魔都と化していた。
ジェフリは人狼に襲われ、古い時計塔に逃げ込む。喰われる寸前、翼竜人《プトラリオス》の神官リュヘルに助けられる。
【第二章】
女王アルテミアは錯乱し幽閉されていた。
王女ユディアは父である大公の陰謀を知り、一歳の弟イリナスを守るために冬の離宮《ノーザンムーク》を脱出しようとしていた…。
【第三章】
北極海の孤島『クリールララ《鏡の連岩島》』では道士の祈りが十万年続いている。
深海の海底火山で異変が起き、シーフィナ《海竜人》たちが大量に打ち上げられ異形者狩り《リオプレイン》が動き始める…
【第四章】
吸血鬼たちを地上に解き放ったのは一体誰なのか……?
ジェフリの魔の手は王国を救うために闘いを余儀なくされる。
登場人物紹介
【ジェフリ・正木 16才。日本人。児童養護施設から卒業して仕事を探すために首都ミュリスに来る。異形者《アウトヘイジ》。竜人《ドラコス》に分類される両腕が竜化する能力者】
【リュヘル道士《クライエン》。太陽神ラームの神官。スピノザ救貧院で奉仕活動をしている。翼竜人《プトラリオス》に分類される。年齢不詳・20代から30代らしい】
※作中の用語・世界観・人物名・事件は全て作者の創作です。ご理解の上ファンタジーの世界をお楽しみください。