あらすじ
(1月20日脱字修正)マ猫めえ!(笑)
(1月16日誤字修正)雨水先生ありがとうございました!🙏
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不慮の事故によって家族を失った中学生、笹倉芳人。
引き取られた親戚の家で厄介者扱いをされ、学校では虐められて過ごしていた。
そんなある日。
神社の境内で、神体と名乗る「桔梗」と話をし境内を出た芳人は異世界に召喚される。
煩わしい世界、現実。
そんな中の召喚に、芳人は僅かに気力を取り戻し始める。
だが。
異世界は、芳人にとって日本の延長でしかなかった。
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四人の予定が五人召喚された、と首をひねる国王立ち合いの元、ステイタスを鑑定された。
破格の戦闘スキルや魔法適性を持つ他の四人とは違い芳人は魔力量が高いだけの一般人と見なされる。
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芳人が召喚される際に、結界の外の異変に気付くのが遅れた桔梗が放った護り刀「月代」を身に宿す遥人に内包された神力はこの世界では桁外れなものであった。
自分に宿る不思議な力を常に感じつつも、この世界の魔法を、スキルを発動させることができない芳人は孤立していく。
だが、芳人が転生特典を使えない理由には訳があった。
芳人を召喚した女神ユーチェによって全てを封印されていたのだ。
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召喚されて一か月後、不適格の烙印を押された芳人は紆余曲折のすえ、城を追われる。
夜を彷徨う中、魔獣に襲われ息も絶え絶えの中で女神ユーチェによって助けられる。だがその窮地は仕組まれたものだった。
ユーチェは「力を与えるから魔王を封印してほしい」と芳人に言い募った。魔王エルフェルナはユーチェの妹分で神であったが、主神の意思に逆らい堕天していたのだ。
そして告げられた方法は、芳人を魔王にして成り代わらせる為の策であった。だが、うさん臭さを感じた芳人は逆取引きを持ちかける。
『条件がある』
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芳人は、手に入れた『概念の魔法』によって、魔王領を封印する事に成功する。だがその結果は、ユーチェの願いとはかけ離れていた。
芳人を裏切り者とみなし、排除しようとする女神。が、桁外れの魔力と芳人の使う「概念の魔法」の脅威に沈黙していく。
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二年後。
新たな目的の為、自らが封印した魔王領の森に居を構えて研究に没頭する芳人は、魔王エルフェルナと再度邂逅する。
絶望を抱えた芳人とエルフェルナの最後の一ヶ月が、今始まる。