あらすじ
マーリーンを倒し、ティアランディアの戦いが終結してすぐ、アリンはカイデンとともに彼の国ツアラングに来ていた。ツアラングの魔術師キーンから、グスティの危篤を知らされたからだった。
かつてタウルンディア城で、アリンを幼少のころから世話をしていた魔術師グスティは、マーリーンから逃れてツアラングにやってきて、キーンに助けられていたのだった。
老衰が進み命が途切れそうなときに、アリンはグスティと再会することができ、彼女の死を見送ることができた。そして、そこで弟エイダンとも再会する。
グスティを口実に、自分の国にアリンを連れてくることができたカイデンはアリンを口説くがアリンはなびかない。なびかないどころが、自分をタウルンディアに帰させる約束までさせる。
カイデンは、アリンの要望に従って、アリンをタウルンディアに帰すためその支配権を持つシアランディアと交渉をする。シアランディアの代表であるオニールは、カイデンの要求を呑む約束でアリンたちを引き受けるが、その約束は守られることはなく、アリンはシアランディア城に監禁される。
冷たい部屋の中で、途方に暮れるアリンの前に現れたのは、フィオナンだった。
再会したアリンとフィオナン。会えない間に積み上がった思いを二人は確認しあう。
*表紙写真「GIRLY DROP」引用(加工済み)