あらすじ
—— それは、こどもだけが信じていた夢の国
たった一つのルールさえ守れば、誰もが望むままに幸せになれる場所 ——
山城杏里は、母との些細な喧嘩をする。
誰にでもある、反抗期と言い争いが激化しただけのものだと信じたかった。
母の一言に疑惑と不安を抱えながらも、杏里は気まずさから図書館へと行く。
そこで出会った一人の綺麗な少年のような少女。
その少女に、どうしてか。杏里は母との喧嘩のことで愚痴をこぼしてしまった。
その日の夜。彼女の部屋を訪れた少女は、自らを“ピーター・パン”と名乗り、そして軍服姿の大男が“ティンカー・ベル”を名乗った。
チグハグな二人の、いや、ピーターの誘われるがまま、杏里は夢と狂気が交錯する世界、ネバー・エンド・ランドへと足をを踏み入れることになる。
ネバー・エンド・ランドで出会う「不思議の国」の登場人物達とその独創的な世界に魅了されていく杏里。
次第にネバー・エンド・ランドの終わりなき夢の中で、自らの運命を試されて行くこととなるだろう。
杏里の幸せは、どこにあるのでしょう。
彼女のハッピーエンドを、貴方の為に綴りましょう。
2023/11/16 新星ファンタジーコンテスト「伝説/神話/おとぎ話」 佳作頂きました。ありがとうございます。