あらすじ
エストラーダ王国国王、カルロス・ドゥダメル・カルドーゾは崖っぷちに立たされていた。
先王の急逝で、地盤を固める前に、若くして即位しなければならなかったカルロスは、政権交代を目論む、大叔父のイグナシオ・ドゥダメル・フィエロから命を狙われている。
この絶体絶命の局面を乗り切るには、婚姻しかないということになり、カルロスは種馬になった気分で、せっせとお見合いに出かけることになった。
気苦労が絶えないというのに、カルロスの婚約者候補フアナ・アギレラ・バクリは、すました顔で、カルロスをからかい、イライラさせることを面白がっているようなのだ。
そんな彼女に、断罪してやると宣言したはずだが、カルロスはフアナと過ごす時間が、楽しいと感じていた。
不思議な魅力のあるフアナは、カルロスに打ち明ける。実は、自分は魔女の末裔なのだと。
それを、子供の戯言だと笑ったカルロス。
魔女の力については、半信半疑だが、フアナの賢さは、次期王妃に相応しいと考えたカルロスは、フアナにプロポーズした。
崖っぷちの王は、魔女の手を借り、一国の王たる権威を取り戻すべく、政敵を追い詰める。
フアナの異国的な魅力が、妖艶に絡みつく。カルロスは彼女の誘惑に翻弄され、次第に溺れていく……
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※表紙はAdobe Expressにて作成しました。