あらすじ
<あらすじ>
架空の国・干支国(かんしこく)の西の谷間にある、陽寿族(ようじゅぞく)の村の器量良しの娘・サチナは村の特産品の油の管理を取仕切るしっかり者。人当たりも良くやさしい彼女は皆に好かれているも、近くの街の、油の取引先の豪商の息子・ゴウホウに一方的に惚れられ、油の売買価格を盾にされて交際を迫られ辟易してもいた。
ある日たまたま村に来訪していたサチナの兄の旧友であり役人のザングがゴウホウの事情を知り、家に伝わる紫水晶の指輪をサチナに貸し、「何かあれば自分の名前呼び、助けを求めよ」と告げられる。
それから指輪を手にゴウホウとの取引の場に出かけていったサチナであったが、事態は思いがけない方向に展開していき、サチナは囚われの身となってしまう――
<主要キャラ>
*サチナ
純血種の人間の部族・陽寿族の長の妹・18歳
器量よしで大人しい性格だがしっかり者で人当たりが良く皆に好かれ、賢い娘なので村の特産品の油の管理・販売などを担当している。しっかり者だが時に天然なところも……
身長145センチ・中肉・金髪碧眼・太い三つ編み
*ザング
氷の精霊と炎の精霊の血をひく王族の末裔・37歳
沈着冷静で温厚だが冷静すぎて冷たい印象も与えがち。西の都・酉暮を転々としている役人。常に敬語。
剣術も人並みにできるが、どちらかというと魔術を使う方が得意。合わせ技を使う。
身長170センチ・中肉・紺碧の長髪・左目が紫・中性的な見た目
*ゴウホウ
陽寿族のすぐそばの街の豪商の息子・26歳
人当たりが良く、爽やかでコミュ強。センスは良いが、親の七光りを自分の手柄と思っている自信家。誰にでもため口。
剣術はかなりできる方だが魔術はできない。運動神経がいい。
身長168センチ・筋肉質・赤い髪・褐色肌・茶目・雄々しい見た目