あらすじ

「龍のひげが見つかっただと?」 時は戦国時代。大陸でそこそこに大きな勢力を持つ龍夢の地の女王・|翔華《シャンファ》は、仙としての力の大きさ故に、周囲からあがめられる武勇の王であった。 ある日、|翔華《シャンファ》の耳に、「龍のひげ」が見つかったとの報が舞い込む。 龍のひげはあらゆる欲望を叶える至宝であり、名前からわかるとおり、生きる龍の口元に生えている毛のことである。 要するに、龍が見つかったということだ。 「そんなものは叩き壊してくれる。覇道は我が手にあり。龍の助けなど必要とはせぬ」 龍退治に向かった|翔華《シャンファ》は、祠より出でし龍に友人として見初められ、その日より龍を飼うこととなる。 「我の力の疑うのか?」 「そなたは祠に封じられていたではないか」 「自ら眠りについたのだ。約束があったからな」 「約束?」 「昔の|番《つがい》との睦言だ。神獣は番を年ごとに替えるが常よ。しかし、かの者とまたまみえると思うと、意外にも心が躍るのでな」 昔の番と、彼女が転生した後にまた出会うと約束し、祠に眠ったという龍。 そんな龍と近しく話をしながら、気の置けないその関係に、|翔華《シャンファ》と龍の距離は近付いていく。 番の居る龍との関係を深めることを、側近の大保・|翔凛《シャンリン》はひどく反対したけれども、王・|翔華《シャンファ》は彼女を遠ざけ、諫言に耳を塞ぐ。 しかしある日、龍の元番が|翔華《シャンファ》と龍の目の前に現れ、龍が揺らいだ。 それを見た|翔華《シャンファ》は、龍を拒絶するが――? ※ 武勇はあれども、女性としての経験値と技術が低い女帝・|翔華《シャンファ》の恋模様を描いた中華風異世界恋愛ファンタジーです。 ※ タグはネタバレ気味。 ※ 他サイトにも掲載中 【王政の場合の地位設定】 1 王 2 三公   太師(王の師匠)、太傅(王の師匠)、太保(王の守役) 3 六官:六卿(六官の長)   天官:大宰(冢宰)……国政   地官:大司徒   ……教育・人事・土地   春官:大宗伯   ……礼法・祭祀   夏官:大司馬   ……軍政   秋官:大司寇   ……刑罰   冬官:大司空   ……土木工作

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エブリスタ2025/06/07
  • 現在の作品戦国女帝と龍のひげ