あらすじ
超・妄想コンテスト「伝説の〇〇」の参加作品です。
「僕、伝説の男になりたいんだ。」
施設で育った千夏は、唯一の施設の中での同い年の冬樹がそう言うのを聞いていた。
その5年後、冬樹はある村を全焼させる事件を起こす。
そして、気づくと千夏は5年前に戻り、再び冬樹のその言葉を聞くことになる。
その日の夜、私は施設に入っていた時から時々冬樹が飲んでいた睡眠薬が減っているのを見つけた。
明らかに1シート減っていて、それはその夜の冬樹の怖さを教えてくれた。
痛いだろうな。体が焼けるんだ。痛いに決まってる。痛いだけじゃなくて苦しいだろう。怖いだろう。毎回毎回。
もう、解放しよう。