あらすじ
――ロザリア・ルシエンテス、21歳。本日、恋人に振られました。
「ロザリアは僕よりも仕事が大切なんだろう? だったら、仕事と結婚したらいいじゃないか」
ウィリス王国の魔法の名家ルシエンテス子爵家に生まれたロザリアは、魔法が大好きないわば『魔法オタク』。
現在辺境で働いているロザリアには、王都に残してきた最愛の恋人ノーマンがいる。
結婚秒読みとまで言われていたほど仲睦まじい関係だったのに……ロザリアは突然ノーマンに「仕事と結婚しろ」と言われ振られてしまった。
確かに、仕事を優先して彼を蔑ろにしてきたのは自分だ。
ノーマンはちょっぴり女々しいところもあるが、基本的には優しい人。
そんな彼を傷つけてしまったのは自分。そう思い込み、ロザリアは一人項垂れていた。
失意の中、ロザリアは一人の男性を拾う。行き倒れた彼に食事をご馳走すると、彼はアシュリーと名乗った。そして、自分は騎士なので何処か雇ってくれるところはないかと尋ねてきた。
……そういえば、主が護衛を探していたな。
それを思い出し、ロザリアは彼アシュリーを雇い主であるギルバートに紹介する。
結果的にアシュリーはギルバートに雇われることになり、ロザリアの同僚となった……のだけれど。
何故か彼はロザリアに執着し、猛アピール。
もう恋なんてしない。そう決めたロザリアなのに、彼の態度に心を徐々に動かされ始めて……。
挙句の果てに、ノーマンがロザリアを振った本当の理由が判明する。
「俺は何があっても、ロザリアを大切にしますから」
すっとぼけ天然騎士さまは、優秀な魔法使いにご執心です!
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◇掲載先→エブリスタ、ベリーズカフェ