あらすじ

一四歳の時に両親を失ったメレディス・トスカは、父方の妹であるデボネ家の世話になる。けれどもメレディスが社交界デビューした直後、叔父が他界、デボネ家は没落貴族と成り果てた。しかし叔母は華々しい生活に返り咲くことを諦めていなかった。愛娘二人のうち片方、あるいは両方に爵位を持った大富豪と結婚させようと画策する。よそ者のメレディスはいつだってのけ者扱い。  ある日のこと、叔母の元に一通の招待状が届いた。差出人は貴族界で今をときめくブラフマン伯爵家からのものだった。中でもブラフマン家の息子二人はとてもハンサムで、結婚適齢期を迎えている。淑女たちはみな、妻の座を狙っていた。そしてそれは叔母も同様だった。  ブラフマン家に招待された四人は早速会場へと赴く。そこでメレディスが出会ったのは、次男のラファエルだった。  豊かな金髪に緑の瞳、若さ故の引き締まった強靭な肉体と気品を兼ね備えた美しい男性。  ――ああ、彼はなんてハンサムなの。  ハンサムなラファエルにひと目で恋に落ちたメレディス。やがてふたりは運命の糸に引き寄せられるかのように再会を繰り返す。けれど、メレディスは知っていた。なにせ彼は花嫁探しに乗り気ではないのだから。ラファエルはきっと両親を失ったメレディスと社交界のスキャンダルになって、母親の花嫁探しを諦めてもらうための策略を考えついたに違いないのだ。  彼は自分を利用しているだけ……そんなことは、もう知っているわ。  絶望するメレディスだが、強い力でラファエルに引き寄せられていく……。果たして彼らの運命は――。 Presented by Minamo Tsuyuri ※この作品は、他サイトさんでは《栗花落 みなも》として執筆しているものです。蓮冶とは同一人物です。

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エブリスタ
エブリスタ2021/07/23
  • 現在の作品今宵は天使と輪舞曲を。