あらすじ
「回復魔法しか使えない? はいはい、“お荷物”でごめんなさいね」
聖女リセリアは、王国の聖騎士団から“役立たず”と断じられ、あっさり追放される。
しかしそれは、彼女の“魔力の全属性適性”と“高位魔術への耐性”を隠すための陰謀だった。
癒ししかできないはずの魔法で、彼女は病を焼き尽くし、毒を無効化し、死を跳ね返す。
だが本人はといえば、「お人好し? それ、私のどこ見て言ってるの?」と毒を吐く、塩対応系の毒舌聖女だった。
追放後、辺境の村で静かに過ごしていた彼女のもとに、
なぜか神官長、王子、竜、精霊王までもが土下座にやってくる。
「どうか、世界を救っていただきたい……!」
「その前に、私を捨てたこと、土下座して謝っていただける?」
無自覚に最強、でも口は最凶。
これは、毒舌聖女リセリアが“癒し”だけで世界をぶん殴る、ざまぁと覚醒の物語。