あらすじ
マサラン国の北の端、ツエの街。
峻厳なキーツ山脈を後に控え、北の聖堂が建っている。
北の聖女としてキーツの神に仕える聖女ユリアンナ。
幼い頃に将来を誓った相手は由緒正しい貴族の令息エドガー。
ユリアンナの聖女明けを待って結婚する予定である。
片や、貧しい男爵令嬢のエルミナ・ロングバード。
通称エル。
父が男爵位を売ってしまったので貧しい平民に。
エルは家計を助ける為に聖堂の下働きに出る。
成長したエドガーは凛々しい青年になり、王都の学園に通う様になる。
学園には美しい令嬢も沢山在籍されている事だろう。
聖女として聖堂から出る事もままならぬユリアンナは気が気ではない。
爽やかな美男子であるエドガーが貴族の令嬢と恋をして婚約などしてしまったら……。
ある日、エドガーが美しい伯爵令嬢を連れて聖堂へやって来た。
不安が的中したと思ったユリアンナはある計画を実行しようと決心する。
その計画とは……。
* 表紙の写真はACフォト様からダウンロードさせて頂きました。