あらすじ
不幸が重なり没落した元令嬢のアンゼリカは、闇オークションで黒い仮面の紳士に2億で買われた。
驚くほど整った美貌の紳士テオドールは8年間ずっとアンゼリカを探し続けていたというが、アンゼリカは記憶喪失のせいで思い出すことができなかった。
「今はそれでもいい。ゆっくりと思い出してくれたら」
屋敷に連れ帰ったアンゼリカを、テオドールは甘く、時に鳥籠の鳥のように慈しみ愛を注ぐが―――
アンゼリカ・ヴラディカ(18)
元男爵令嬢。心因性の記憶喪失で子どもの頃の記憶がない。
テオドール・ルブランシュ(22)
スーデリア国バロンフォード公爵。絶大なる地位と権力を持つ三大公爵家の当主。