あらすじ
伯爵子息ソールヴィクトは病床に就いていた。
婚約者に贈る花を採るために、危険な『魔草』の群生地に足を踏み入れた。
そのことで病を患い、起き上がることすらできない重症となった。
それでも彼は幸せだった。
彼が愛する婚約者、グラセネーレが看病してくれたからだ。
彼女の飲ませてくれる水は不安を消し去ってくれた。
空腹は感じず、水だけ飲めば満たされた。
穏やかで満ち足りた日々。
しかし、その安らぎは偽りだった。
やがてソールヴィクトは、自らが恐るべき罠に囚われていることを知ることとなる。
子爵令嬢グラセネーレが婚約者に求めるものとは?
ソールヴィクトを待ち受ける過酷な運命とは?