あらすじ
10歳のある日、背中に刀傷を負ったローズに軍医として生きた前世の悲しい記憶が蘇る。
『傷物令嬢』として揶揄され度重なる婚約破棄を経験したローズは、早々に貴族女性として生きることを諦め隣国の帝国医学校へ留学。医師資格を取得し自立しようとした矢先、王命による婚約で帰国を余儀なくされる。
相手は弱冠25歳で東の将軍となったヴァンドゥール公爵家次男のフェルディナンだった。長年行方不明の想い人がいるフェルディナンと、愛ある結婚を夢見るローズ。そんな二人は、期間限定の条件付き婚約関係を結ぶ。
「守られるだけの存在でいたくない!」と思うローズは、一人の医師として自立し、同時に今世こそは愛する人と結ばれて幸せな家庭を築きたいと願うのであったが――。
この小説は、人生の理不尽さ・不条理さに傷つき悩みながらも、幸せを求めて奮闘する女性の物語です。
※前世・今世ともに異世界のお話。
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