あらすじ
人びとに植物の特徴が現れる奇病が溢れる。値が伸びる、茎や葉が出てくる、花が咲く。
奇病だったが徐々に人々は受け入れ始めた。何故なら光合成ができて食料が必要なくなった。植物と人のいいとこどりができる、新人類となったのだ。
やがて希少価値の高い植物を持つものが上位となるヒエラルキーが生まれる。
コノミはサボテンだ。もっとも価値のない、蔑まれる存在。棘だらけの体は誰も触れてくれない。
人びとはどこに行くのか。手が血だらけになることもかまわず、コノミの頭を撫でてくれた祖母。その行動が、コノミの生きる道を見つけるきっかけとなる。
表紙 かんたん表紙メーカー