あらすじ
大学生のロミ。気付いたらどこかのお店らしき場所にいた。
ロミは確か交通事故に遭ったはずだ。なのに怪我ひとつしていない。
そこに姿を現したのは、1体の鬼だった。
鬼は、ここは隠世の小料理屋で、ロミが死なないために、魂を避難させているのだという。
鬼の言うところによると、ロミは陰陽師の末裔らしいのだ。生きているだけで現世にいるあやかしとのバランサーになっているのだと。
この小料理屋は、食事による未練を持って亡くなった人の憂いを解消させるためにあるそうだ。
ロミは身体が癒えるまでそんな人々の背景や話を聞き、自分を見つめ直していく。
そして、自分がこれから何ができるのかを、考えるのだった。
★2024年に執筆したものなので、情景などが今では変わっている可能性があります。ご容赦ください。