あらすじ
「家は、普通の人が自分たちのために建てる建物です。自分たちの働いたお金で何十年という長いローンを組んで建てます。
家にとって大切なことは、安全で清潔で快適なことと、長く住めること。地震に耐える丈夫さを備え、暑さや寒さ、雨や風、嵐から住む人を守ることです。
帰ればほっと一息つくことができて、安心して眠ることができる場所でもあります。
家は住む人の暮らしや人生を守る箱なのです」
注文住宅を専門に扱うハウスメーカー、ウエストハウジングで現場監督として働く蓮見崇彦(はすみたかひこ)は、同じ会社の営業マン三井遥(みついはるか)に興味を持つ。仕事に対する真摯な姿勢や時々見せる無防備な表情などを知るうちに、興味はいつしか恋に変わってゆき……。
けれど、設計部に籍を置く西園寺(さいおんじ)に「遊びならやめておけ」と釘を刺され、付き合うなら本気の覚悟をしろと強く言われる。三井には周囲が知らない事情があった。
物事をありのままに見て、正しいと信じることを実行する。率直でブレない性格の23歳のイケメン現場監督「蓮見」と、一生懸命すぎるくらい一生懸命で、時々どこへも行けなくなる、不器用で過去のある28歳美人営業マン「三井さん」のお話です。
蓮見は三井さんを守り、帰る場所としての「家」=「幸福の箱」になれるでしょうか。
※ 「天下分け目のBL合戦!」夏の陣の中間に残していただきました。
※ ステキすぎる表紙イラストは、Shiva様に描いていただきました!(193・194ページに大きな表紙絵があります。タイトル文字なしと文字入りです)