あらすじ
明治初期。
木村喜三郎は夜の森で酔いを覚ましていた。
暗闇の中で鳴く鳥の声を聞きながら、一人星空を眺めているのが好きな喜三郎。
その日もいつものように眺めていると、茂みに人の気配を感じ警戒する。
現れたのは美しい相貌の外国人だった。彼は喜三郎に話しかけてくるものの人付き合いが苦手な喜三郎は逃げ出してしまう。
後日、その場で再会した時、彼が星の名前を呟いていることに喜三郎が興味を持ちそれから少しずつ交流をはじめる。
青い目をした彼、ロイド・サリヴァンと会うのは必ず夜。どことなくミステリアスな彼は博学で喜三郎はすっかり心を許し、酒を酌み交わす中にまでなった。
ある日ロイドは自分の屋敷に喜三郎を招待する。そしてそこでロイドの『秘密』を知る……
◆表紙・挿絵 もたよ様