あらすじ
幼なじみで親友、だけどちょっと不器用なふたりの“お試しデート”から始まったこの関係。
百瀬心は、明るくてどこか距離感の近い坂本蒼真に、戸惑いながらも惹かれていく。映画に食べ歩き、水族館と、恋人“ごっこ”のはずだったデートは、次第に心の奥に本物の想いを芽生えさせていき――。
少しの嫉妬と、確かめたくなるような衝動。
そしてついに、想いが重なった夜、坂本が打ち明けたのは「高校のときからずっと好きだった」という切ないほど真っ直ぐな告白だった。
気づかないふりをしていた想いが、ようやく名前を持った瞬間。
幼なじみから、恋人へ――ふたりの距離がやっと、ひとつになる。