あらすじ
『蛇に睨まれたオオカミ』の続編になります。
類まれなる美貌を兼ね揃えた望海は、小学1年生の時に男に襲われ、幼馴染の咲に助けてもらった過去がある。その傷は中学生になった今でも消えずに、ゲイでありながら男に対して恐怖と嫌悪感を抱いている。
中学3年生を目前に控え、咲がどんどん心を閉ざしていくことに望海は耐えられなくなっていた。持て余した感情を他者で発散することにすっかり慣れ、警戒心も緩んでいたせいか、落ち着きを取り戻していた校内でも男に言い寄られるようになる。
そんな中、望海が童貞を卒業したという話を偶然聞いてしまって……。ずっと傍で見守っていただけの咲の心に、少しずつ変化が訪れる。