あらすじ
【受】サーシャ・レーヴェニヒ(19歳)Ωの公爵令息。見た目は華やかだが中身は素朴な北海道民。動物に好かれる。
【攻】イデオン・ヘレニウス(20歳)αの雪豹獣人で、現グエルブ国王。気性が荒く不器用な超美形。
《あらすじ》
公爵子息でΩのサーシャは家の借金返済のため縁談を持ち掛けられる。その返事に迷っているときサーシャは前世の記憶を思い出した。
「僕、北海道の牧場主の息子だった……!」
動物好きの記憶を思い出したサーシャの嫁ぎ先は雪豹王のいる北の国。風土も文化も違う獣人の国へ道民特有の能天気とおおらかさを発揮して嫁いでゆく。
一方獣人のαである雪豹王イデオンは、両親を暗殺した犯人を探していた。人間の犯行だと睨んでいたものの、父と親交の深かった人間――デーア大公グスタフに「必ず犯人を捕まえる」と約束され人間の妻を娶ることを承諾。
犯人探しを待つ間の人質として嫁いできたサーシャは美人な上に懐かしい匂いがして、イデオンは過去に出会った少年を思い出す。
人間と仲良くするつもりのなかったイデオンだが、予想外に純朴な性格のサーシャと一緒にいると心を許してしまいそうになる。その上歳の離れた弟のミカル(4歳)がイデオンよりも先にサーシャに懐いてしまった。
借金返済に必死なウブΩサーシャは雪豹王の子を授かろうと奮闘する。動物の扱いに慣れているサーシャはすぐに獣人たちと親しくなるが、肝心のイデオンは妻であるサーシャを抱いてくれず、うなじも噛んでくれない。
それでもめげずにサーシャはイデオンの心を溶かそうと努力し、お互いの心がようやく通じあったかに見えた。
そんなとき、サーシャは友人の裏切りにより祖国へ送り返されてしまう。
獣人の武装組織の暗躍の裏にはサーシャの友人とその伯父が関係していた。グエルブ前国王の暗殺の真相とは? そして、サーシャとイデオンの恋の行方は――?