あらすじ
就職活動も不調に終わり、アルバイター兼専門学校生となった藤瀬良太は、人生一時停止状態のボンクラ。
半ば投げやりな気持ちで、浄化作戦前の歌舞伎町で、アダルトビデオ販売店「リアル・ワールド」店員の職を得る。
呑気な斉藤店長をはじめ、さわやかイケメン店員・川村、硬派な大学空手部員・滝、大手俳優養成所に通う加治田、自慰道を極めた男・浅野など、個性的と言うにはあまりにアクの強い面々との一筋縄ではいかないバイト生活。
1990年代終盤、爛熟期の歌舞伎町で、ホームレスは商品を転売のために持ち逃げし、威勢の良かったチャイニーズマフィアたちは我が物顔で街中を荒れ狂い、日本ヤクザと抗争を繰り広げる。
そんな中、浅野から喧嘩の助っ人を頼まれた藤瀬。悪乗りしやすい性格から、現場となったゲームセンターにて、要らざる挑発行動を繰り返してしまう。すっかり逆上しきったチンピラは引っ込みがつかず、刃物を取り出すまでに至った。結局、藤瀬は思わぬ行きがかりから地元組織のチンピラを必要以上に痛めつけ、望みもしない因縁を作ってしまう。