あらすじ
高校2年生の沢田由美は、海辺の町・神南浜で平凡な日々を送っていた。ある日、駅の待合室で出会った転校生・桂木健一郎と、彼の双子の弟・竜二。健一郎は陸上部で注目を集める存在だったが、実は重い病を抱えていた。
由美は健一郎と共に青春を駆け抜け、時に励まし合い、時に涙しながら、かけがえのない時間を重ねていく。やがて、健一郎は大会で倒れ、由美への想いを胸に亡くなってしまう。残された由美と竜二は、それぞれの夢に向かって歩き出す。
3年後、健一郎の命日に再会した由美と竜二。過去と未来を見つめながら、由美は「健一郎の分まで生きる」決意を胸に、新たな一歩を踏み出す——。