あらすじ

ハノイ・ホーチミンに次ぐベトナム第3の都市・ダナン。 ビーチに流れ着いた青年は記憶と色を失っていた。 地元の女子大学生ロアンは彼に声を掛ける。 ロアンは記憶喪失の青年にケンと名付けた。 帰り道、チンピラのクォクと揉めるが、 ケンは体に染みついた体術で、あっさりと倒してしまう。 ハイランズコーヒーのカップを見て、 コーヒーの色と記憶を取り戻すケン。 記憶に残る物と一致すれば色が蘇り、 色彩が蘇るとその記憶も取り戻せることが判明する。 ミステリアスなケンに惹かれていくロアンだが、 クォクに拉致されてしまう。 ケンはモノクロの景色の中で彼女のSOSを見つけ、救出に向かう。 ロアンを攫ったのはコリアンマフィアのボス。 ケンは監禁場所のバーへ突入するが卑怯な手で遂に囚われてしまう。 ボスの狙いはケン。 ケンは『ゼロ』という暗殺者だったのだ。 ボスは発展目覚ましいダナンの裏社会を牛耳る為に、 2人のビッグネーム――ゼロと女媧(LADY JOKER)――を手に入れたかった。 ケンは自分の正体を知り、 記憶喪失の原因は暗殺に失敗し殺されかけた為と分析する。 ロアンを人質にクォクを監視役に暗殺の仕事を命じられるケン。 しかし、ターゲットはかつての雇い主だった。 美人秘書から、最後の仕事の成功報酬とパスポートなどの隠し場所のメモを受け取る。 ケンは暗殺に失敗した訳ではないと知る。 誰が自分を殺そうとしたのか? 状況が変わり、クォクにボスとの連絡をとらせるが、繋がらず、アジトのバーへ戻る。 ロアンや女性達は救出できたが、マフィアは全滅していた。 壁に残された深紅のルージュ『Joker』。 襲ったのはレディージョーカー。 色を認識したことは、ケンが彼女と過去に接点があった事実を示していた。 ケンは全ての記憶を想い出す為に、ロアンの許を離れ、 美人秘書からもらったメモの住所へと辿り着くと、レンガがカラーに染まっていく。 ゼロとしての所持品を手にすることで、全ての記憶が蘇った。 辛く悲しい過去も。 かつて愛し合ったレディージョーカーのことも。 だが、ケンは気づいていなかった。 メモを盗み見していたロアンが向かっていたことに。 そして、ケンを殺す為にレディージョーカーも向かっていた。 ケンとロアン、そしてレディージョーカーの『Maybe Blue』が交錯する――。

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エブリスタ
エブリスタ2018/10/06
  • 現在の作品Maybe Blue ~夜明けのモノクロームビーチ~