あらすじ

毒を以て毒を制す。目には目を、歯には歯を、力には力を、そして、魔法には魔法を。  長廻凛は、かつて最愛の妹を火事で亡くした。  妹を助けられなかった後悔と、妹の分も一生懸命生きようという決意を抱きながら生きてきた燐。しかし、妹の夢を見たある日の夜、凛もまた火事に巻き込まれる。    凛は取り残された隣人を助けたが、そこで命を落としてしまった。  最後に見たものは、海のように燃え盛る青い炎――それはかつて妹を殺した炎の色だった。 「あなたは私と同じ運命から逃れられなくなった」 「私が助けてあげる。さあ、選んで」  ――あなたはどうしたい。  死んだはずの凛が目を覚ますと、目の前には一人の女がいた。  美しいひと。ブラックスーツに重苦しい外套を肩にかけ、タンザナイトの視線で凛を見つめるひと。  そして自らのことを、凛と妹の死の理由だというひと。  ――「氷月燐」がいた。 *以前投稿したものを大幅に改稿しました。

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エブリスタ
エブリスタ2022/03/24
  • 現在の作品月夜の霞に梟鳴きて