あらすじ
警視庁キャリア組、警察一家の令嬢警部補、高杉日美子。
誰にでも上から目線の彼女がただひとり、優しくベッタリくっつくのは、十五歳年下の婚約者、高校一年の日下健。
ひそかに彼に思いを抱くのは、日美子の部下の刑事、白木文。
一触即発、微妙な関係下、三人は東京をパニックに陥れる不気味な「犬男」の事件に立ち向かう。事件と三人のビミョーな関係の行方は?
ラブコメミステリー。
名門大学を卒業して国家公務員として警察官になったキャリア組、高杉日美子。二十七歳。
現在警視庁組織犯罪特別機動捜査班の警部補。
祖父は警視総監、警察庁長官、閣僚を歴任し、現在も国会議員として活躍している。父親は北海道警本部長。親戚は全国の警察幹部の警察一家。
実は弱虫で気は小さいが、キャリア組のプライドで、威厳ある態度だけは大きい。
彼女に対抗するのは、高校卒業後、必死で仕事に取り込み、警視庁組織犯罪特別機動捜査班の刑事となった白木文。二十三歳。
自分たちを見下す日美子に反発している。
ふたりのアキレス腱が、日美子の婚約者の日下健。高校一年。
真面目で優しく優等生。コンピュータの専門家だった父の血を受け継ぎ、コンピュータソフトで特許も持っている。
陰キャラだが、ふたりにとっては可愛い超年下男子。
文はひそかに健への強い思いを抱いていた。
そんなとき、突然、東京に「犬男」と呼ばれる怪人が出現した。犬の面を頭からかぶり、犬の鳴き声を叫びながら走り回る。
単なるめだちたがり屋かと思われたが、やがて「犬男」の仕業と思われる恐ろしい爆破事件が起きる。
東京中がパニックに!
事件に立ち向かう日美子、文、そして健!
果たして事件は解決するか?
そして三人の微妙な関係の行方は?