あらすじ
摩耶の身体がゆっくりと上昇する。
摩耶が上昇するに連れて天井も少しずつ上昇して3メートルの位置で摩耶の身体は天井にピタリと貼り付いた。
背中の痛みも天井のぐにゅぐにゃのマッサージ効果で薄れたのか激痛はない。
『フゥ』と摩耶は息を吐く。
(骨は折れてないみたいだな)
LUCAが数十本のフォークをガシャッと床にぶちまけた。
「何をするつもりなんだ!」
「本当は分かっているんでしょう。こう言う事だよ。ゾクゾクする」
LUCAが両手の平をハの字に広げて胸の辺りまで上げる。
するとフォークがブルブルと小刻みに震えながら摩耶に焦点を合わした。
摩耶は観念して眼を閉じた。