あらすじ
探偵喫茶「ふたりごと」には今日もたくさんのお客さんがやってくる。その中には様々な悩みを抱える人もいて、千鶴さんはそんな人たちの相談に真摯に耳を傾ける。
今後の身の振る舞い方に悩む女性からは人生相談を、新たな事業の立ち上げを考える経営者からは商品についての意見を求められたが、千鶴さんは持ち前の客観視スキルで依頼人の期待に即座に応えてみせる。
そんな中、「交通事故を起こさせられた」と主張する男性がやってきた。話を聞くと、わざと車の前に飛び出してきて、慰謝料を請求することが目的だったんじゃないかとのことだった。
事件性のある相談に僕は緊張しつつも、久しぶりに外で調査する千鶴さんが見られると僕は探偵業を密かに楽しみにしていた。
ところが、千鶴さんから「わざと車に当たるメリットとデメリット」について調べてほしいと頼まれ、今回は別行動を取ることになってしまう。具体的な調査方法は千鶴さんが用意してくれたから、僕はその通りに動くだけだったのだけど、これがなかなか体当たり的な調査(取材?)で、これは千鶴さんにはお願いできないなと、僕は改めて千鶴さんの客観視スキルに感服することになった。
正解のない問いについても、千鶴さんはなんらかの答えを出してくれる。それは依頼人にとってだけでなく、僕たちにとっても『みちしるべ』になるのだから、僕は普段の仕事を通じてたくさんの学びを得ることができる。
こんな役得あるのかと、僕は日常に感謝しつつ、この毎日をよりよくするために励もうと決めるのだった。
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シリーズ第13弾は探偵活動がメインになります。ただ、いつも通り「事件」や「犯人」は出てきません。
それでも、探偵喫茶に寄せられた相談は誰にとっても決して他人事ではないと思いますので、解決編で披露される千鶴さんの「道標」に注目してもらえますと幸いです。