あらすじ
女の名は霧島沙紀。26歳。各界の著名人の弱みを握って恐喝を行い、大金をせしめる悪徳ジャーナリストである。倫理や人権を一切無視した強引な取材方法と、他者を陥れる行為自体に快感を見出すサディスティックな性格から、職場でも危険人物として異端視されていた。
そんな沙紀の元にある日、情報がもたらされる。提供者はWEBデザイナーを名乗る男。彼は数年前に千葉県で起こった、とある失踪事件の調査を依頼する。「カネにならない仕事」と軽く考えていた沙紀だったが、取材を進める過程で大物政治家の関与が浮上。事件は、思わぬ方向に転がり始めてゆく。
やがて、明らかになる恐ろしい真実と災厄。
沙紀を待ち受けていた衝撃の終焉《ラグナロク》とは――。
戦慄のクライム・サスペンス。