あらすじ

「ものすごく臭いモノの話知ってる?」 当時十九歳の大学一回生だった『僕』が出会ったのは、自称なろう系チートを嘯く年上の女性、『文乃さん』だった。彼女は知人である相談者が運営するマンションにて起こるという、世間を度々賑わせる異臭騒動とは一線を画す、謎の怪現象ついて調査を進めていた。この世ならざる者を見ることの出来る僕は、大学のひとつ年上の先輩とともに請われるままその調査に協力する。しかし単なる心霊現象かと思いきや、これまでそのマンションにて実際に幽霊やそれらしき影を見た住人は一人もいないと言う。ゴミ問題でも独居老人の孤独死でもない、実体の掴めない悪臭からくるクレームと相次ぐ住民の退居……。このマンションで一体何が起きているのか。管理人である男性は文乃さんに、こう語る。「ぽつりとね、ゴミが落ちているんだ」……。清掃後にも関わらずマンションの廊下に忽然と現れる、そのゴミの正体とは一体何なのか。心霊現象とも超常現象ともつかない謎の怪異に薄ら寒さを感じていたその瞬間、『それ』は突然僕らに襲い掛かって来た…。 「自称なろう系チート」「物理系最強アタッカー」「文芸サークルの見える系男子」「調子ノリの先輩」「プロの拝み屋」「正真正銘、神の子」など一癖も二癖もある面子と共に、皆様のもとへ「臭い系ホラー」をお届けいたします。

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エブリスタ
エブリスタ2019/06/18
  • 現在の作品「文乃」