あらすじ

私は戦後生まれで、もちろん実際に戦争を体験したものではありません。 ここに書き記したものは、子供の頃、両親や叔父、あるいは近所の戦争を体験された方から聞いたことを元にしております。小さいころの記憶で、正確なところは覚えておりません。ですが、主要な部分は少なくなった記憶をたどって、印象に残っている部分を核にして書いております。 何分、自分の経験でなく、両親をはじめそのほかの方の記憶も定かでないようなところがあり、正確性の点では不安があります。だが、主要なところは実際にあったことであると思っております。断片的な記憶に想像を膨らませ、物語として創作・構成しておりますことを、最初にお断りしておきます。 大人になって、本やテレビ、映画などからの情報によって得た戦争に関する話は、決して風化させてはいけないものだと感じております。特に実際に戦争を体験された方の話は。 終戦から80年になろうとしています。実際に戦地に行かれた方は、優に90歳を過ぎ、戦争中にお生まれになった方も、もう80歳を過ぎております。実際に戦争を体験された方がだんだん少なくなっていく時代にあって、悲惨な戦争のことが人々の気持ちから薄れていってるように感じられます。平和はもちろん大変に良いことではありますが、今の平和があるのは、過去のこういったことがあったことに繋がっているということを忘れてはいけない。 戦争というのは、あってはいけないことだと思います。悲しいことに、現在も紛争が続いている事実があります。あのような砲弾に破壊された街並みを見るにつけ、心が痛むのは皆同じだと思います。 このようなことは実際に体験していなくても、自分の子や孫に、そのまた子どもたちに同じ悲しみを味あわすことのないように、この悲惨さを語りつなげていくことが、大人の勤めであると考えます。 例え、百年経とうが、二百年経とうが、こんな悲しみを二度と起こすことがないように、後世に伝えていく意義はあると感じてます。

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エブリスタ
エブリスタ2025/03/04
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