あらすじ
※弟編の続きです。出来れば弟の話から読んでくださると嬉しいです。
多岐川晴美(たきがわ はるみ)、26歳。父は1歳の時にバイク事故で亡くなっており、母、晴美、弟の三人家族。現在は結婚して家を出ていた。
12月上旬。実家で母と同居している弟より、母が倒れたと連絡を受ける。
母はそのまま亡くなり葬儀や手続きに追われ、ようやく落ち着いた頃に腹痛に襲われて入院になる。
そんな時に弟より連絡があり、お見舞いに行きたいと告げられる。
弟とは母を繋いで話す仲であり、何より晴美には弟に後ろめたいことがあり、どう話して良いのかが分からない。
弟も同様だったが、歩み寄って来てくれる。
春先、退院した晴美は母の遺品整理を行う。
そこで出てきたのは、何十冊に渡る日記帳。いけないと思いつつ、母の人生を振り返りたいと願ってしまいノートを開けてしまう。
そこには母のあまりにも意外な一面に驚くと共に、そうなった理由に気付く。