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あらすじ
昭和40年、東京オリンピックが終わり、また気怠い夏がやってきた。 木造平屋建ての奥の部屋からは、毎晩障子を開け放してまぐわう兄夫婦の声と音が聞こえてくる。 真理恵は読みかけの本を閉じた。あの、美しく儚げな兄は私のものだったのに―――
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2021/09/09
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