あらすじ
高校生の黒田大樹は、祖父の遺骨を故郷へ運んだ。
その村には、江戸時代から続く奇妙な風習があった。
花火葬――。
火薬に遺灰を混ぜて打ち上げる儀式だ。
彼はそこで、同年代の少女ミチと出逢う。
初めての花火葬は、色も軌道も打上花火とは異なっていた。
故人の想いや人生が凝縮されているのだ。
遂に、祖父の花火が打ち上がるが、
夜空は漆黒の闇色に変わってしまう。
祖父の花火は、災いの予兆なのか?
妄想コン『黒』参加作品。
表紙絵:Midjourney
2023年THE TANPENS7月号に寄稿した同名短編をリメイク。
1,500文字⇒7,476文字。