あらすじ

光に照らされると、青く見える髪と目を持つ存在。通称ウオノケ。 黒の髪と目を持つこの国において、彼らは迫害の対象だった。 対象者であるツヅキも、幼い頃に捕まり実験施設に入れられていた。 弱り続ける体で耐え続けて十年、〝処分〟との言葉を聞き、死を受け入れようとする。 唯一心残りがあるとするなら、本の中にあった〝海〟と言うものを見られなかったことだろうか。 「……見てみたかったな……」 呟く言葉を、聞き逃さなかったのは担当者であるアムルだ。 彼は、施設の職員でありながら、ツヅキを人として扱う唯一の存在だった。 「行こうか」とツヅキの手を引くアムル。 これは、敵しかいない国を進みながら、二人で命をかけて海を目指す物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2024/07/21
  • 現在の作品最果ての青