あらすじ
大好きだったおじいちゃんを病気で亡くし、焚音は離れて暮らすおばあちゃんのことが苦手でどうしても好きになれずにいた。そしてそんなおばあちゃんに告げられたのが「認知症」だった。月日が経つごとにおかしな行動を繰り返すようになっていくおばあちゃんに、焚音は困惑した日々を過ごしていた。そうした中、焚音はおばあちゃんの幼馴染であるという千代子と名乗る人物に出会った。
家族の中にある「嘘」を知り、信じていたものが偽りであったことで、ある時焚音はすべてを突き放すようにして逃げ出した。そんな焚音に千代子と名乗る人物が教えてくれたのは、知ることのなかったおばあちゃんの過去だった──。