あらすじ
開国間もない日本。
横濱の外国院居留地には、とある仕立て屋があった。
亡き母から受け継いだ店を切り盛りするのは、若い女主人。
刺繍の名人と評判の彼女が仕立てるドレスは、西洋のご婦人ばかりか洋装を始めた日本のご婦人達の間でも噂になっている。
そんな彼女の元には、異国人の少女によって時折『訳あり』な注文が持ち込まれる。
そして女主人は、古い裁縫箱に向かってこうささやく。
「さあさ、一緒に踊りましょう」と……。
※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。