あらすじ
本作の主人公の「弥吉」は、拙作「骨董屋」も同じ名前でありましたので、こちらの物語の「弥吉」を、「喜市」に変更することにいたしました。
● 弥吉 ――> 喜市 に変更 (2025/3/12)
徳川家康が戦勝祈願をしたことから、江戸を守護する「江戸総鎮守」となったという神田明神。元和2年(1616)に城の表鬼門守護の場所に移され、社殿が造営され、幕府からはもとより庶民からも崇め奉られたという。なお、明治になって「神田明神」から「神田神社」に名前が変わったという。
神社は古くから大衆に信仰されてきたが、神聖なものと世俗を分ける『聖俗』という考え方があり、境内はまさに聖と俗の中間であると言われる。
神の力がたたりに転じないように願い、毎年、多くの人で賑わう「神田祭」も江戸時代には豪華な山車が巡行したが、いまでは担ぎ手の威勢のよい掛け声が下町に響き渡る、神輿の宮入りがメインとなっているようです。
この神田祭は、日枝神社の山王祭、富岡八幡宮の深川祭とともに、江戸三大祭に数えられている。
不忍池近くに住む岡っ引・喜市が、神田明神近くで発生した強盗事件を追う物語です。その背景には悲しい出来事も見え隠れする。