あらすじ
第二次世界大戦、ドイツ占領下のノルマンディー。
ユダヤ人少年ラドムは、隻腕の美少女・アミと出会った。
彼女の名は《鋼鉄の暗殺者(アイゼン・メルダー)》──その義手は、ドイツ兵を殺戮する凶器。
時代は、ユダヤ人にとってあまりにも過酷であった。
祖国ポーランドから逃れるため、両親と共に密航船の船倉に身をひそませるユダヤ人少年・ラドムだったが、ドイツ兵は逃がしてはくれない。
殺戮ショーを楽しむかのように、ドイツ兵はラドムの両親を嬲り殺したのだ。
傷を負い、船の中を逃げ惑うラドム。
刃が迫り、死を覚悟したその瞬間──彼の前に現れたのは銀色の美少女・アミであった。
圧倒的な身体能力と、鋼鉄で造られた右腕を凶器に、たったひとりでドイツ兵らを倒していくアミ。
彼女は《鋼鉄の暗殺者(アイゼン・メルダー)》の異名をもつフランス・レジスタンスであった。
素はちょっとアレ…良く言えば天真爛漫なアミは、ラドムをモン・サン=ミシェル島へと連れていく。
武器商人ガリル・ザウァー率いる武器製造売買グループ《武器庫》に、迎えられることとなったラドム。
しかし、そこに安息はなかった。
死。裏切り。逃亡。戦闘。殺戮。
アミの出生に隠された秘密とは。
そして、裏切者は誰なのか。
《鋼鉄の暗殺者》を執拗に狙うドイツ兵の魔の手が、ラドムに迫る。
繰り広げられる戦闘に傷つきながらも、ラドムはアミを守ろうと立ち上がった。
1940年。第二次世界大戦下のヨーロッパ・ノルマンディーを舞台にしたSF歴史アクションファンタジーである。
【主な登場人物】
【ラドム】ユダヤ人少年。虐殺から逃れてきた
【アミ】 圧倒的な戦闘能力でラドムをドイツ兵から助けた少女
《鋼鉄の暗殺者(アイゼン・メルダー)》の異名をもつ
【ガリル・ザウァー】アミの育ての親
武器製造売買グループ《武器庫》リーダー
【シュタイヤー】ガリル・ザウァーの右腕
【ザクソニア】《帝国の狼(ライヒ・ヴォルフ)》
ドイツ国防軍第二七七歩兵部隊所属
【H.アッド・オン】《狂気の刃(ヴァーンズィニヒ・クリンゲ)》
ザクソニアの部下
佐倉さく様が描いてくださった素敵なイラストを表紙として使わせていただきました
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