あらすじ
昭和2年、アメリカは日本との親善のため、たくさんの人形を日本の子供たちにプレゼントした。
それは、青い目をした人形であった。
日本人形しか知らなかった子供たちは、舶来のお洒落な人形に驚く。
そんな中、人形の「青い目」に興味をもった一人の少女がいた──柏木千鶴。
彼女は、青い目の人形を気に入るのだが、アメリカとの戦争は人形との別れをもたらした。
戦後、千鶴は英語教師をしながら、写真家にもなっていた。
社会人となった千鶴は、青い目をした同僚、ジェニファーと出会い、写真という共通の趣味を通じて意気投合する。
人形を通じた国際交流から、実際の人間の国際交流へと発展する。
二人は、お互いの違い、そして共通しているところを表現するために、写真展を開催した。