あらすじ
ずっと好きだった。
けれど、その想いの先には、未来がなかった。
恋に、仕事に、人間関係に悩みながらも、それぞれの「未練」や「執着」と向き合い、手放し、前に進もうとする登場人物たち。
初恋への想いを終わらせたヒロイン・浅野汐桜は、嘘から始まった関係の中で“本物の愛”を見つけていく。
過去を引きずる男たち、誰かを振り回してきた女、ずっと誰かの代わりだった存在──
それぞれが“脱却”を果たす群像劇。
想いの彼方に待っているのは、哀しみか、それとも希望か。
さまざまな感情が交差する、再生と愛の物語。
浅野汐桜(あさの しおん)(しーちゃん)→ 物語の主人公。陽仁への気持ちと、自分の在り方に揺れる。
橘陽仁(たちばな あきと)(あっくん)→ 汐桜の幼馴染。無邪気な優しさが、汐桜を縛ることになる。
瀬戸凌央(せと りょう)→ 汐桜の同期。不器用なほどに、まっすぐな男。
真嶋志帆(まじま しほ)→ 陽仁の恋人。汐桜の幼い頃の雰囲気に似ている。
遠藤紗希(えんどう さき)→ 汐桜の親友。恋愛に対してはちょっと不器用で、ちょっと臆病。
藤井美羽(ふじい みう)→ 汐桜の後輩。無意識に光を届ける存在。
田村健太(たむら けんた)→ 凌央の同級生。高校時代からの友人。性格は真逆。
神崎朱里(かんざき あかり)→ 凌央の同級生。大学のゼミが一緒。凌央との関係で絡んでくる存在。