あらすじ
札幌の冬、白く染まる街で静かに育まれた片想い。
高校生の美里は、家庭教師の悠真に密やかな想いを募らせていた。
何気ない瞬間すべてが、美里にとってはかけがえのない日々だった。
冬の終わり。悠真の転居が近づき、最後の日が訪れる。
SNSも連絡先も交わせない関係。別れの夜、美里は何でもないふりをしてしまう――。
半年後、美里はふとスープカレーの新店に向かい、自分の夢と向き合う。
風の匂いに、悠真のうしろ姿が浮かぶ。
――その想いが、未来への第一歩を照らし出す。
静かで切ない、けれど温かな“片想いと成長”の物語。
です。