あらすじ

高校二年生の桃原眞(ももはら しん)は、数年前に立ち入った禁足地で奇妙な呪いをかけられた。 それは―― 「好きな相手に、本音とは逆の言葉しか言えない」 というもの。 もし一度でも素直な言葉を口にすれば、そのたびに自分の記憶が少しずつ失われていく。 そんな呪いを抱えながら、眞は親友の倉沢幸央(くらさわ さきお)に密かな恋心を抱いていた。 放課後のカラオケは、眞にとって唯一呪いから解放される時間。 歌っているときだけは、隠している想いを――“好き”という言葉を――まっすぐに伝えられる。 何も知らずに隣で笑う幸央と、失いたくないのに失われていく自分。 言えない言葉を、歌に乗せて届ける放課後。 嘘の言葉と、本当の声。 「全部、歌にしないと……君に届かない。」 そんな不器用で切ない“ツンデレの呪い”と、甘くて苦い青春の物語。

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エブリスタ
エブリスタ2025/06/29
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