あらすじ
ごく普通の医学部生、中村勇太(なかむら ゆうた)、20歳。
彼には、誰にも言えない過去があった。――不運にも巻き込まれた銃撃戦の記憶。
死の恐怖と、何もできなかった無力感。それが彼を医の道へと進ませ、同時に護身のための武道、銃の知識、そしてサバイバル術へと駆り立てていた。
そんなある日、バイト帰りの勇太は、またしても不運に見舞われる。トラックに轢かれそうな子猫を助け、あっけなく一生を終えてしまったのだ。
――はずだった。
次に目覚めた時、彼の目の前にいたのは、自らを「慈愛の女神」と名乗る、やけにテンションの高い美少女アクア。
「猫ちゃんを助けた善行ポイント、高いですよ~!」
軽いノリで告げられたのは、剣と魔法、そして多様な種族が息づく異世界『ゼセルティア』への転生!
しかも、お詫びとご褒美(?)として与えられたのは、とんでもないユニークスキル――【地球ショッピング】!
それは、コンビニからスーパー、ホームセンター、ドラッグストア、果てはアメリカの銃ショップまで、地球にある現代の店のありとあらゆる商品を、ポイントで取り寄せられるという、まさに究極のチート能力だった!
「これで楽勝ライフだ!」……なんて思う暇もなく、勇太は説明もそこそこに異世界へ放り込まれる