あらすじ

両親が離婚し、父親と共に台湾東部で暮らしていたリン・ユウダ(林友達)。しかし、父の死後、叔父と祖母のもとで生活を続けることになる。小学生の頃からずっと野球を続けてきたユウダは、中学卒業まで様々な大会で好成績を収め、強豪高校からも注目される存在だった。 しかし、高校で野球に打ち込もうと決意した矢先、突然現れた母親がユウダに衝撃的な提案をする。母親が関わる日系企業の縁で、甲子園出場経験のある日本の高校に留学してはどうかというのだ。校長も成績優秀なユウダを歓迎するという。 母親の勝手な決定に反発しつつも、日本で野球をすることへの興味と期待が心に芽生える。 そして16歳のユウダは一人で日本への野球留学を決意する。 異国の文化や環境に戸惑いながらも、彼は日本の高校野球の世界に飛び込む。 自分が特別な存在だと思っていたが、転校初日にさらに強烈な個性を持つもう一人の転校生――ヒソラ・ナンキョク(日空南極)と出会う。 「南極生まれって本当?」という噂が飛び交う彼の自己紹介は、「野球部に入りたいです。よろしくお願いします。」という一言だった。 しかし、ユウダとナンキョクは全く性格が合わず、最初は反発し合う日々。 それでも、台湾生まれと南極生まれ、二人の“異邦人”が、やがてバッテリー(投手と捕手)としてバッテリー(相棒)になる――。 青春、異文化、そして友情とライバル心が交錯する、台湾少年の日本高校野球青春物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2025/07/09
  • 現在の作品夏日差しの下の彼