あらすじ
地球の高校生・後藤ユウトは、三年前から背中に誰にも読めない青い光の文字が現れるようになり、人の顔を見ることができなくなっていた。
そんなある日、転校生の水谷さんが現れ、彼女だけが背中の光る文字を見て読み取れることが判明する。やがて彼女は自分が三十七光年先の青い二重星「アルニラム」から来た存在であり、ユウトの背中が異星の言葉を映し出す「架け橋」だと告げる。二人は密かに背中の言葉で交流し、心を通わせていくが、ある日突然ユウトの背中の光も水谷さんの存在も消えてしまう。
記憶を失った彼は元の普通の高校生活に戻るが、密かに心の奥底で水谷さんやアルニラムの記憶の断片に戸惑う。その後、研究者による実験の一部だったこと、さらには水谷さんが彼自身の心が創りだした理想の相手であったことを知る。しかし現実にもアルニラムは実在し、ユウトは心で異星の声を受信できるようになる。水谷さんは役目を終えて消えるが、交流の準備相手だったことを知ったユウトは、今度は本物の異星人と心で繋がり、地球とアルニラムを結ぶ新たな段階へと進む。
そして大学生となった彼は、再び新しい姿で現れた水谷さんとともに、宇宙規模の愛と交流を実現していくのだった。