あらすじ
後ろ姿 応募作品
女性の後ろ姿はときに、正面よりも魅力的と感じることがあるかもしれませんが、そこに、恐ろしい結末が待っているのだとしたら、あなたは女性の後ろ姿を追いかけたりしますか?
大学時代、僕たちは軽い気持ちで“ある遊び”をしていた。
通りすがる女性の後ろ姿を見て、顔を想像して勝手に評価する――それだけの、くだらないノリだった。
あれから数年、社会人になった僕は、深夜の帰宅途中で奇妙な女の後ろ姿を見かける。どこかで見たような気がするその背中に、なぜか目が離せなかった。
やがて、再び現れるその「女」。見えているのはいつも後ろ姿だけ。そして、少しずつ崩れていく僕の現実。
思い出した言葉。「さーて、今回のニューフェイスは――」
あれは、ほんの冗談のはずだったのに。
これは、ほんの小さな過ちが生んだ、終わりのない後悔の物語。
人は、どこまでが「冗談」で許されるのだろうか。
この理不尽な恐怖に、あなたはどこまで耐えられる?